前回は、開発用のMT4の用意を中心に書きました。 今回は、サンプルEA利用の様子をもう少し細かく書いてみたいと思います。
より詳細な使い方は、サンプルEA内のドキュメント(PDF形式)に記載していますので、今回は、全体の流れをまとめました。
※ 該当ドキュメント同封のサンプルEAは、コチラから入手ください → 無料EAサンプル・ソース集
【全体の流れ】
1.サンプルEAをインストールする2.EAをコンパイルする
3.EAをテスターで動かす
1.サンプルEAをインストールする
ダウンロードしたファイル内の「experts」を、MT4インストールフォルダ配下の「experts」フォルダにコピーします。※ サンプルEAの旧版では、「experts」とすべき部分が、「expert」("s"が足りない)になっていました。
最新版を入手いただくか、「experts」と修正をお願いします。
2.EAをコンパイルする
EAプログラムの形式は、拡張子が「.mq4」と「.ex4」の2種類があります。 人間がEAプログラムを書く時は「.mq4」を、EAをMT4で動かすときは「.ex4」を使います。 なので「.mq4」形式を「.ex4」形式に変換する必要があり、これを「コンパイル」と呼びます。まずは、プログラムを書いてコンパイルするための「メタエディター」を起動し、コンパイルする「.mq4」形式のファイルを開きます。
メタエディターの「Compile」ボタンを押下すると、コンパイルが実行されます。
「0 error(s)」が表示されたら、コンパイル成功です。 MT4で動かすための「.ex4」形式ができました。
※ 「'CEF.mqh' - cannot open the program file・・・・」と表示された場合は、最新版のサンプルEAを再度ダウンロードいただくか、EA作成用ソフト「MT4 EA Framework」を追加インストールしてください。
●注意事項
ここまでで、注意点が2点あります。
- Windows7(Vistaも?)で、IMEが「Microsoft Office IME 2010」を使用していると、落ちる → 他の「Microsoft IME」等に切り替えないと、メタエディターでプログラムを修正すると落ちてしまいます。
- フォントの設定を変更しないと文字が化けます → メタエディターのメニュー「Tool」→「Font」タブ内で、「MS ゴシック」等の日本語フォント選択・「Script:」で「日本語」を選択してください。
3.EAをテスターで動かす
MT4で動かすための「.ex4.」形式EAが出来ましたので、過去データを用いて動かしてみます。 テスターで動かすことで、EAの売買ルールを過去データで動かすと、どんな収益になるのかがわかります。MT4で、「Expert Advisor」と「通貨ペア」・「期間」を指定し、「スタート」ボタンを押下することで動き始めます。
動き終わると、緑のバーが一番右まで伸び、再度「スタート」ボタンを押下できる様になります。
終わったあと、一番したのタブを選ぶと、収益などの動作結果が表示されます。
ここまで、上手く出来ましたでしょうか?
今回利用したサンプルEAとドキュメントは、コチラから入手できます
→ 無料EAサンプル・ソース集
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